宮本武蔵と吉岡一門の決闘でも有名な八大神社は、方除けや厄除け、学問の神様として、広く信仰されてきました。

毎年4月の第一日曜日に開催される神弓祭(しんきゅうさい)は、一般には歩射祭(ふしゃさい
とも言われ、神前で弓を引いて的を射て、邪気を払う神事です。
神弓祭の後には神前で、氏子で組織される宮座(みやざ)の最高責任者である、督殿(こどの)の引き継ぎ儀式「御鍵渡し」が行われます。後方からにはなりますが、どなたでも見学可能です。
当日の深夜には、督殿家に祀られていた神号軸(御分霊)を、新しい督殿家に移される儀式も行われます。