田遊祭は五穀豊穣を祈願するお祭り。当日は時代装束を着用した村方衆と寺方衆が本堂を目指して参道を進みます。本堂の前に来ると、村方衆が一年の農作業の様子を踊りで表現し演じる、七段の舞を奉納します。

七段とは、太刀の舞、棒の舞、白鍬、田打ち・牛ほめ、祝詞、鳥追い、早乙女の舞で、中には狂言のようなユーモラスなものもあります。祭りの最後には放ち矢の神事が行われ、福餅投げが行われます。福餅投げで紅い餅を手に入れると破魔矢がもらえます。