舞阪の大太鼓祭りは浜松市の岐佐神社の例祭で、毎年旧暦の9月14日と15日に行われます。浜松市の舞阪は遠州灘と浜松湖の水資源に恵まれた地区です。大太鼓祭りでは町内の安全、海上の安全、豊漁を祈願し、神社から稲荷山の御仮屋までを神輿の渡御と共に一日かけて往復します。

行列は、その年の当番町会の太鼓が先導役となり、大小8台の太鼓に女性の手踊りも加わります。メインの大太鼓は直径が約2.4m。叩き手が長さ1mほどのバチで勇壮に打ち鳴らします。太鼓がよく鳴れば神様が喜ぶと言われていて、若者たちが競って太鼓をたたき、町内を賑やかに練り歩きます。