日室の鎌祭りは石川県指定無形民俗文化財で、奇祭ともいわれています。

富山湾に面した日室地区に諏訪神社があります。境内にあるご神木に2丁の鎌を打ち込みます。

元々日室地区は山中に位置していますが、漁業と縁が深いため豊漁などの祈願をしていました。

境内にあるタブノキに打ち込み奉納する鎌には魚の形が刻んであります。

2丁の鎌は雄鎌、雌鎌と決められ順番にご神木に打ち込んでいきます。

先ずは榊に付けられた鎌を持った当元と呼ばれる人がご神木になたの背で打ち込みます。

儀式が終わると参加した地区の人々は全員でお神酒をいただきます。これで祭りは終わります。