檜枝岐村の檜枝岐歌舞伎の公演のうち、5月に行われるのが「愛宕神祭礼奉納歌舞伎」です。檜枝岐歌舞伎は、江戸時代から檜枝岐村の人たちに連綿と受け継がれてきたもので、春の祭りに奉納歌舞伎として上演され、村の人たちを楽しませてきました。

舞台を勤めるのは村の人たちで構成される「千葉之家花駒座」です。普段から練習に励んでいて、その芝居は素人離れしたものがあると、高い評価を得ています。現代まで引き継がれている貴重な農村歌舞伎として、人気を集めています。