大湯大太鼓まつりは五穀豊穣への祈りと先祖供養を兼ねて毎年8月15日に行われており、秋田県の無形民俗文化財にも指定されています。江戸時代に武士の士気を高めようとしたのが、このお祭りの起源と言われています。

太鼓の補助者3人、打ち手1人で構成される大太鼓から繰り出される轟音は迫力満点で、50殻もの大太鼓が一堂に会して競演する姿は圧巻です。

お祭りでは最初に大圓寺の供養太鼓を演じてから競技を行うのが特徴です。また、大湯大太鼓はこの地域の盆踊りの囃子として演じられることも多いそうです。