淡路島本土から船で渡る沼島で、毎年5月3~4日に開催される春祭りです。

大漁祈願のだんじり唄を歌いながら曳く「曳きだんじり」や担ぐ「かきだんじり」が練り歩きます。激しいリズムの太鼓が繰り広げられる中、祭りが最高潮に達した時、海の中に突進するだんじりは圧巻です。海上安全と豊漁を祈ります。大漁旗がたくさん並んでいるのも海の側のお祭りならではの風景です。

昔は、だんじりや神輿が通る道がなく、ほとんど海の中での走行だったため、大潮の日に行われていたのだとか。だんじりが海へと滑り込むタイミングは決まっていないので、ぜひお見逃しのないように。