山形市の山寺と呼ばれる「宝珠山立石寺」には、日枝神社という建物があります。
例年5月17日、この神社から地元の消防団により3基の神輿が担がれ、神社の108段の石段を下り、根本中堂の階段から、立石寺本坊の階段入口までの区間を行ったり来たりした後、お互いの神輿をぶつけ合うぶつけ神輿を行う「山寺山王祭 日枝神社例大祭」が開催されます。

神輿の前列では、和太鼓などの古典的な和楽器を用いて音楽を鳴らしながら行進します。
中には、合唱した申(さる)の木造を背中に背負った人や、申の面をつけた子供たちがおり、安産祈願と子供が元気に育つように願いが込められています。