白川郷の早乙女が、合掌造りを背に手植えを行います。

今やユネスコ世界遺産に登録され、この地を訪れる人も多くなった観光地ですが、この白川郷合掌造りは地元の人々が生活をしている地域としても知られています。
そんな合掌造りの家屋を背に、田植え唄に合わせて田植えを行う様子は、まるで昔の日本にタイムスリップしたよう。どこか懐かしい気持ちになります。

約7畝に亘ってコシヒカリの苗を、1列ずつ全員が横に並んで植えていきます。慣れない早乙女たちは、深い田に足を取られないようゆっくりゆっくり進みますが、時には尻もちをついてしまうことも。腰をかがめて行う田植えの重労働さが見ている方にも伝わります。