小丸山城は前田利家が大名となって七尾入りしてから、金沢に拠点を移すまで政の中心となっていました。

利家の後は兄がこの城の主となりましたが、一国一城令に従い廃城になりました。

1920年城址は整備され、小丸山公園に変わりました。沢山のソメイヨシノや枝垂桜が植えられ桜の名所として人気の場所になりました。

毎年桜が満開になるころ、この公園でさくら祭が開かれます。

イベントの一つは豊年太鼓の演奏です。700年前、能登地方を大干ばつが襲いました。

村人は田んぼにやぐらを立てて、太鼓を叩き続けると恵みの雨が、干あがった田んぼを潤しました。

豊年太鼓と呼ばれるようになり、毎年豊作を願って叩かれます。この祭りで歴史ある太鼓の披露をしてくれます。

ちびっこフェスティバルも催され子どもたちが活躍します。

さらに園内では満開の桜を眺めながらお茶会も行われます。