河芸町一色では毎年7月15日の夜、市指定無形民俗文化財の「ざるやぶり」という神事が行われます。
行事の由来は、室町時代に近江源氏の末裔といわれる三井氏一行が一色海岸にたどり着いた時に、空腹であった為、民家で「よまし 麦」を奪い合ったことにちなんでいるそうです。
当時の祖先を追憶して、豊漁と安穏無事を祈願するという祭礼として「ざるやぶり」が行われるようになりました。
年に一度の行事ですので、ぜひ足を運んでみてください。