毎年5月3日に開催される竹鼻祭りは、竹鼻町にある八劔(はっけん)神社の春の祭礼です。
祭りの目玉として、豪華絢爛な山車が町中を練り歩きます。山車は江戸時代に起源を持つもので、県指定重要有形民俗文化財に指定。

山車は全部で13基あり、毎年交代で半数が曳き廻されています。金糸や銀糸、色糸の刺繍が施された豪華な幕で飾られた山車の上では、子供たちの踊りやからくり人形が披露されます。山車の装飾の美しさは、それだけで見事な芸術品と言われています。
前日の5月2日には、試楽(しんがく)が行われます。山車の引き回しは、5月3日の本楽(ほんがく)のみで行われます。
同時期に、竹鼻別院では藤まつりも開催されます。