昭和58年に鹿島神社の氏子青年会により結成された「あじさい会」が管理している、栃木県芳賀郡益子町の紫陽花。
太平(たへい)神社周辺には約5000株の紫陽花が植えられていて、地元では「あじさい山」と呼ばれ、開花時期には多くの観光客が可憐な紫陽花の観賞を楽しみに訪れます。

毎年6月24日から7月25日(益子祇園祭最終日)までの間は、境内の約400個の提灯がライトアップされます。
初日には一年の無病息災を願って「献花祭」が行われ、巫女姿の四人の稚児による紫陽花の奉納が見られます。
そして6月最終土曜日には夏越祭や陶板大神輿などで大いに賑わいます。