益子町の夏祭り「益子祇園祭」を彩る「手筒花火」は毎年、7月23日に打ち上げられます。
「手筒花火」は東三河地方を代表する伝統的な民俗行事で、徳川家康が天下統一後、17世紀初めに花火を打ち上げたのが始まりと伝えられています。

当日は、両手で持つ「手筒花火」と片手で持つ「小型手筒花火」が打ち上げられます。「手筒花火」は直径20㎝、長さ80㎝の筒に火薬を詰め、勇壮な掛け声とともに点火、花火を垂直に持ち上げると夜空に向かい火炎を吹き上げ、火の粉は約8mにも達します。