御船島と呼ばれる島を船で回りながら競争し神事を行うのが、熊野速玉大社で開催される御船祭です。
操船者は主に若年層から年配までの男性で、毎年掛け声と共に船漕ぎレースを白熱させる為、応援の声で会場が賑やかになります。

また船は先祖の魂を送り届ける意味も含まれているので、この時期と同時にお墓詣り等の法事を済ませる方が一定数存在します。
尚御船祭が終ると、松明で魂の行先を照らす神事を行うので、法事まで済ませるご親族の方は1日スケジュールを開けることをお勧めします。