四条畷神社や小楠公墓所には、南北朝時代に活躍し、四条畷の合戦(1348年)で戦死した楠木正行公(小楠公)が祀られています。

大川に落ちた敵兵を救助し、傷の手当てをした上で、衣服を与え国元に帰すなど、正行公の忠孝、博愛の精神は、今も語り継がれています。

その小楠公を偲び、地域住民が実行員会を組織して、平成17年より「四条畷楠公まつり」が毎年3月下旬に行われるようになりました。

四条畷神社では、勝どき太鼓や獅子舞、神楽が奉納されます。そして、祭のメインは、馬3頭とともに武者衣装を着た総勢200人による盛大な「武者行列・稚児行列」です。あたかも南北朝の時代にタイムスリップしたようです。ぜひ、この雰囲気を体感しにお越し下さい。