堺市の桜井神社の拝殿は、鎌倉時代の建築で、国宝に指定されている由緒ある建造物です。この桜井神社の秋まつりで行われる「上神谷のこおどり」奉納は、雨乞いの踊りから始まったとされる神事舞踏で、国選択・府無形文化財に指定されています。

鬼や天狗に扮した総勢18名の踊り手たちが鉦と太鼓の囃子で踊る古典芸能で、室町時代の風流踊りの影響が窺えるユーモラスな踊りです。

秋祭りでは、「上神谷のこおどり」の他にも「お神楽」、「だんじり宮入り」など古くから伝わる神事が繰り広げられます。ぜひ、この歴史ある桜井神社の秋まつりにお越し下さい。