バーントゥは、宮古島に伝わる年に一度の伝統行事。国の重要無形民俗文化財に指定されている奇祭です。
全身に泥を塗り、蔓草を巻きつけた仮面姿のバーントゥは厄払いの神。三体のバーントゥが奇声を発しながら地区の各家を周り、人々や新築の家に次々に泥を塗っていきます。これにより、無病息災や家の悪霊祓いを祈願します。

強烈なインパクトのお祭りですが、当日は観光客であっても泥の洗礼を浴びることになります。祭りの日に宮古島に行かれる場合はご注意を。
バーントゥは旧暦の9月上旬に行われますが、正確な日程は直前まで発表されません。また、宮古島の上野原地区では旧暦の12月いバーントゥが行われます。こちらは、また違った形式のバーントゥになります。