毎年旧暦6月24日から3日間行われる粟国島最大の祭祀です。

ヤガンは島北端の地名でヤガン御嶽の小祠があります。
祭祀の起源には諸説ありますが、島の繁栄と人々の健康を祈願する行事です。

1日目にはエーガー拝所に集まって山の神を迎え、2日目には大中の火ヌ神の祠前に集まり、ヤガン神の来臨の御礼と翌日の折目の案内と無事を祈願します。

最終日は朝のウンヌキグト(お願い事の申し開き)に始まり、村民をはじめ一般人もイビナガシー(八重大中)に集まり、健康や子宝を授かるよう祈願します。
夜には奉納相撲なども行われます。