村屋坐彌冨都比売神社(むらやにいますみふつひめじんじゃ)は奈良県田原本町にあり、「縁結びの神」「内助の功の神」として知られ、日本最古の神社大神神社(おおみわじんじゃ)の妃神を祀っていることから大神神社の別宮と称されています。境内のイチイガシの樹叢は極めて貴重で国の天然記念物に指定されています。

村屋坐彌冨都比売神社では、毎年立春の前日に「節分祭」を行います。福豆を撒いて邪気を払い、厄除け・開運招福・病気回復を祈願する豆まき神事で、古くは追儺(ついな)と呼ばれ、厳しい冬から草木の甦る春へと移り変わる節目の行事でもありました。