村屋坐弥冨都比売神社(むらやにいますふつひめじんじゃ)は奈良県田原本町にあり、大物主神と三穂津姫の夫婦神を祀り、「縁結びの神」「内助の功の神」として知られ、日本最古の神社である大神神社(おおみわじんじゃ)の妃神を祀っていることから大神神社別宮とも称されています。境内の森にはイチイガシの樹叢は植物学的に極めて貴重なことから天然記念物に指定されています。

「夏越の大祓い」は本格的な夏を迎える時期に、半年間の無事を感謝しこれからの半年間の健康を祈る神事です。拝殿前の庭に青竹(忌竹)を四方に立てた結界を作り、茅の輪がおかれます。神主を先頭に茅の輪をくぐり(結界に入り)人形代に息を吹きかけ罪穢れを移しお祓いをします。その後結界を切り穢れが移ったものを川に流します。