村屋坐彌冨都比売神社(むらやにいますみふつひめじんじゃ)は奈良県田原本町にあり、「縁結びの神」「内助の功の神」として知られ、日本最古の神社である大神神社(おおみわじんじゃ)の妃神を祀っていることから、大神神社の別宮とも称されています。境内の森には天然記念物に指定されていますイチイガシの樹叢があります。

祈年祭および御田祭は、かつては旧正月十日でしたが、現在は毎年2月11日に行われます。古くから続く地区の氏子による”森講”と呼ばれる講が取り仕切ります。祈年祭は農耕儀礼の一つで、その年の豊穣と国家国民の弥栄を祈り、御田祭は境内で田植えの所作を行います。