保田神社を中心とした保田地区の合同祭礼です。各地区の神社御輿数基、人形屋台、踊り屋台、人形山車、大杉山車が地区内を練り歩き、保田神社に集結します。本郷浜下町、吉浜の大杉様と呼ばれる屋台は、飾り付けした杉の木を屋台に乗せた非常に珍しい屋台で必見です。

保田神社のある鋸南町は鋸山を含むその南側にある町で、保田はJR保田駅より海側から長狭街道に沿ってある地区です。
最近は鋸山が観光スポットととしてよく取り上げられていますが、保田は浮世絵師の菱川師宣の生誕地としても知られています。
保田漁港があることから漁師町のイメージもありますが、一歩内陸に入ると農業も大変盛んな地区で、花の栽培も有名で水仙ロードの云われは江戸時代にまでさかのぼると言われています。

保田地区の祭礼に来られた際は、観光にも力を入れている保田地区を見ながら散策してみてはいかがでしょうか。