正連寺は奈良県橿原市にあり、明治の初め「無住無檀家廃寺願」により正連寺大日堂は廃寺となりましたが、伝統行事として「大日さん」が今でも残っています。正連寺の御本尊である大日如来の命日が7月15日であることから、毎年7月15日に夏の大祭を地元の人は親しみを込めて「大日さん」と呼んでいます。

当日は寺の境内には夜店が並び周辺地域の人々が訪れ賑わいをみせます。大日堂と大日如来坐像は、15世紀の半ばに作られたもので国の重要文化財に指定されています。拝観には予約が必要ですが、この日は一般公開されます。