岩手県の花巻市は、宮沢賢治の故郷としてしられている町です。なかでも、石鳥谷町は、賢治が地質調査で同町大瀬川地区の葛丸川上流を歩き、その体験を短歌「葛丸」として残したことから、1994年に地域住民有志が賢治ゆかりの地であることを記念して歌碑を建立し、毎年10月の体育の日に「賢治葛丸祭」を開催しています。

会場となる葛丸湖の歌碑前では、地元児童による手紙の朗読や劇のほか、合唱や演奏、郷土芸能など、多彩な催しで宮沢賢治を顕彰します。