和歌山県串本町の田原地区にある木葉神社では毎年12月の第1日曜日に子守り神事である「ねんねこ祭」が行われます。

子供を身ごもりながら外征したとして知られている神功皇后の伝説に由来して行われるようになったとされるこの祭りは早朝から行われる伝統的な行事です。

当日は頭上に飯櫃を載せた少女と御幣の行列が1時間かけて200メートル先の遥拝所へ向かいます。その後古いしきたりが残っている様々な儀式が行われます。

最後には2時間かけて奉納される獅子舞もあり、静かに丁寧に文化や伝統、歴史を感じられる行事となっています。