もともと高麗寺のご本尊のお祭で、江戸時代の寛永年間の頃に始まり、旧暦の3月18日、多くの人が集ま商い市の騒がしさを避けるため、高来神社の御霊を神輿に移し高麗山の上社まで担ぎ上げて御霊を上社で仮宿させるようになったことに由来します。
山神輿は町神輿の様に煌びやかなものではなく、ひっくり返っても壊れない頑丈なケヤキでできており、これを5・6人の男性で担ぎ険しい山道を登っていく、厳かながらもハードな神輿担ぎは必見です。
3日間の祭が終わると、比較的緩やかな女坂を下り、御霊を上社から麓の高来神社に帰還します。
その後、高来神社で神事が行われ、巫女による浦安の舞などが奉納されます。