六所神社の大神様である櫛稲田姫命様は、出雲国に生まれました。永年人々を苦しめていた八岐大蛇と櫛稲田姫命は、自らを本性なる櫛魂(くしみたま)に身を代え、強い霊力となって須佐之男命の力となり、見事大蛇を退治しました。

このことから櫛には厄災を除く強い霊力が宿るといわれ、古くより櫛は女性の守護神と言われております。

櫛(くし)にちなみ9月4日前後の日曜日に櫛魂祭りが催行され、午後に大祭式典、その後神楽殿で奉納演芸が行われます。
また、人形や櫛、家に伝わる古い物等をお焚き上げするお焚き上げ祭や、総社六所神社が来年の再会を願って行われる神輿の宮入も行われます。