紀伊水道に面した和歌山県有田郡の顯國神社は、延暦20年(801年)、征夷大将軍として名高い坂上田村麻呂が創建したと伝えられています。

毎年10月18日は、この顯國神社の秋祭(例祭)の日です。地元では「湯浅祭」や「大宮さんのお祭り」とも呼ばれています。

神殿式に始まり、正午には神輿約20基が宮入りします。境内には多くの露店も出て、大勢の人で賑わいます。
その後、神輿は、なぎ公園まで渡御します。平安衣装の人々や武者行列なども伴って、古の時代にタイムスリップしたようです。なぎ公園では、三面獅子の奉納、掛け鯛・もち投げも行われます。

ぜひ一度、この歴史ある顯國神社の秋祭を訪ねてみませんか。