岩手県陸前高田市の気仙町では、毎年8月7日に「気仙町けんか七夕まつり」が開催されています。このお祭りの起源は古く、約900年の歴史があると言われています。起源については、先祖の慰霊のために行なったという説や、村同士の争いがきっかけとなったという説など諸説ありますが、はっきりとはわかっていません。

祭りでは、約4トンもの大きく頑丈に作られた山車と、山車に取り付けられた「梶棒」と言われる丸太を、相手の山車に向けてぶつけ合う東北の奇祭として知られています。重い山車同士がぶつかりあう様子は圧巻です。