岩手県宮古市の横山八幡宮は、白鳳9(680)年に創建された歴史ある神社です。御祭神は「品牟陀和気命」、「豊受姫命」、「天照皇大神」の三柱で、御神木はさかさ銀杏と呼ばれる立派な大樹です。

石造りの鳥居、そこから伸びる参道、広い境内に水舎、どこをとっても華美な装飾がなく、整然とした佇まいの神社です。そんな横山八幡宮で、毎年2月3日に「節分祭」が執り行われます。

季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、それを追い払うための悪霊払いの神事です。