新年を迎える1月1日以降には日本全国各地で消防団による出初式が行われます。
各地域毎にそれぞれのやり方はありますが消防団員が仕事始めとして地区の安全のために行うという目的は同じです。

長崎県長崎市の式見地区では毎年1月上旬に「式見地区消防出初式」が開催されます。
当日は式見壮で式見少年消防団クラブによる鼓笛隊を先頭として消防団や婦人消防クラブの大行進があり多くの人で賑わいます。

その後場所を式見漁港へ移し第26、27分団によって出初式恒例の一斉放水が行われます。
出初式は地域全体に防災の意識を高め安全祈願をするために行われる日本全国共通の伝統的な行事となっています。