長崎県松浦市の志佐地区にある淀姫神社にて毎年10月26日に秋祭りとして「志佐お宮日」が行われます。
志佐お宮日は「志佐くんち」と呼ばれており神社の祭りの中で一番重要とされています。

当日は国の重要無形民俗文化財に指定されている平戸神楽の奉納が行われます。
また、午後からは神輿が町内を練り歩く御神幸式と県内唯一の流鏑馬を見ることができます。

淀姫神社の流鏑馬は900年以上続いているといわれています。
この流鏑馬では矢が多く当たると豊作になるとされ、馬が走り抜けた際の風に当たれば無病息災、外れた矢を拾え良縁に恵まれるなどのいわれがあり毎年多くの人で賑わいます。

志佐お宮日は志佐地区の伝統や文化に触れることのできる貴重な祭りとなっています。