竹崎観世音寺は、和銅2(709)年に行基菩薩が創建した古刹で、現在では有明海の海上守護仏として厚い信仰を集めています。

毎年1月2・3日には、国の重要無形民俗文化財である寒中の裸祭り「修正会鬼祭」が開催されており、凍てつく夜に白い息を吐きながら裸の男衆が勇壮に走り回ります。

お祭りでは、面を被った男児二人が舞う童子舞(県の重要無形民俗文化財指定)のほか、赤い着物を着た鬼副がカシの束を打ち下ろす大聖打ちなども行われます。