鹿児島県曽於市にある熊野神社では毎年1月7日夜に、奇習「鬼追い」が行われます。

3匹の鬼が白い紙の「御幣(ごへい)」を身にまとい、暴れまわるというもので、鬼の御幣をむしり取った人、「鬼の手」と呼ばれる棒でたたかれた人も、1年間無病息災や五穀豊穣であるとの言い伝えがあり、多くの人が鬼を取り囲みます。

曽於市では約1250年も続く伝統行事であり、年の初めに行われ、招福除災の善鬼として地元の人々から親しまれています。