二丈福井の白山神社で福井神楽が奉納されます。元旦にも夜神楽が奉納されますが、全演目を舞うのは5月だけで五穀豊穣、家内安全、無病息災、大漁を祈願して奉納される里神楽です。

いわゆる「岩戸神楽」と呼ばれるもので、天岩戸に隠れた天照大神を長老や八百万の神々と話し合って出ていただく、という日本神話を神楽にしたものです。

24演目が演じられ、赤い面をつけたミサキ神が激しく舞う先駆神主や両手に米を持った盆を持ち、こぼさないように舞う折敷(おしき)などキレのある舞が行われます。