福吉地区の福吉神幸祭は、丸一日を費やして執り行われる神事で「福吉くんち」とも呼ばれ、神社と浜の間を神輿が往復します。

この神輿行列では神輿に先んじて大名行列の装束に身を包んだ若者が、挟み箱、白熊(ハグマ=装飾用毛槍)などを持って隊列を組んで進みます。ふもとのお施所を目指します。お施所で神事が行われると、また神社へと行列が戻っていきます。

福井の浜前の海には大漁旗で飾った漁船が集まり、大漁を願って海上を勇壮にパレードします。