「筑前木屋瀬祗園祭」は、長崎街道の宿場町として今も貴重な史跡や街並みの残る木屋瀬地区に伝わる、560年もの歴史がある伝統的なお祭りです。

木屋瀬祗園山笠は、本町六町の赤山笠と新町七町の青山笠の2台があり、この2台が町内を練り回り、太鼓の音とともに境内に走り込みます。境内への走り込みはお祭りの最大の見せ場で、初日は奉納、2日目は宮入りといいます。

現在の山笠は4mほどで、毎年地元の人々がテーマを決めて手作りしています。2台の山笠ががぶる(前後に揺れる)姿は迫力があり、お祭りを一層盛り上げ観る人をも惹き込みます。