「野見の潮ばかり」とは高知県須崎市野見にある野見潮ばかり公園周辺で、毎年旧暦の1月14日に行われるお祭りです。
このお祭りは昼間、5色の短冊を飾り付けた高さ約15メートルの破竹を、深夜に若者たちが地搗き(じつき)をしながら海に運ぶ奇祭です。

その年の集落の繁栄と大漁を祈願し行われ、竹が岸方向に倒れると豊作、沖方向に倒れると豊漁になると伝えられています。この奇祭は高知県の無形文化財にも指定されています。