玉取祭(玉せせり)は九州三大祭りの一つとして全国でも有名な、福岡県福岡市東区にある筥崎宮の新春恒例行事です。
この行事は重さ8kgの木製の玉を、締め込み姿の競り子が水を浴びながら肩車で奪い合うという勇壮なもので、その年の豊漁・豊作を占う神事です。

男達は浜組と陸組に分かれて末社から本殿までの約250mを玉を運び、神職に渡した方の祈願が叶うとされています。
この玉は触れると幸運を授かると言われており、初詣に合わせて多くの参拝客が見物に訪れ運気をもらうことができます。
見物客にも水しぶきがかかることがあるので、撮影の際は注意が必要です。