鬼は外と福は内という言葉が熊本で浸透しているのは、護摩木とカヤの影響が強くあります。
これは豆の代わりに撒くもので、鬼を追い払うという意味よりも厄から身を守るという側面が強くでています。
特に護摩木は悪霊を封じ込める結界の効果もあるので、全国的に浸透している豆撒きよりもさらに効果が高い点が特徴的です。

一之宮阿蘇神社の節分祭では神主によって撒かれるこの護摩木を競うようにして拾うことで、家内安全等のご利益を得られるため、アクティブ性の高いお祭りとしても有名です。