三社祭は江戸風情の残る下町浅草が1年でもっとも活気付く、東京の初夏を代表する風物詩の一つです。

初日は、芸妓連の手古舞や組踊り等で編成された「大行列」が浅草の町に祭礼の始まりを告げます。また、東京都無形文化財指定の「神事びんざさら舞」も奉納されます。
二日目には、「例大祭式典」が斎行され、「町内神輿連合渡御」によって約百基の神輿が神社境内に参集し、各町会を渡御します。
最終日は、宮神輿三基が神社境内から担ぎ出される「宮出し」が行われ、三方面に分かれ渡御し、日没後に神社境内へ戻る「宮入り」を迎えて祭礼行事が終わります。

期間中は浅草の街がお祭り一色。境内や神楽殿においても様々な舞踊が披露され、大いに盛り上がっています。