別名「夜市」と呼ばれる宝円寺の春市は、県内で最後の春市として、毎年6月1日に開催されます。

境内や門前の道路両側には、植木、野菜や果物などの苗もの、農具、おもちゃ、食べ物などを売る100余りの露店が立ち並び、夜9時頃までにぎわいます。

この市は明治中期、将基にあった二十四輩堂を、同寺に移した際、そこで「市」も行われるようになりました。

田植え前の「農具祭り」からはじまり、100年以上続く伝統行事です。