加世田の水車カラクリは昭和61年に県指定の有形民俗文化財に指定されています。

例年7月23日の竹田神社の六月灯(夏祭り)の日に士踊とともに公開されています。

このカラクリは神社前の益山用水溝の上に舞台を組み、水車を利用してほぼ等身大の人形を回転させる仕組みです。

舞台は二間四方の広さで、カラクリ人形によって芝居の一場面が毎年題材を変え、演じられています。
題材としては武者人形が多くなっています。

水車カラクリは鹿児島県内に加世田と知覧の2カ所だけが伝えられており、国内でも珍しい。