毎年8月16日に行われる、西浦地区のお盆の伝統行事。
当日の早朝に子供会や青年団のメンバーが、周辺の土手で葛を大量に集めます。その葛を漁港前の広場に積み上げ、夕方にかずら引きが始まります。

積み上げた葛を50mほどに引き延ばし、地元の子供や青年が数回転がして綱を作ります。そこにショウキダイジン(鍾馗大臣)が現れ、竹で子供達の背中を叩きます。叩かれた子供たちは、一年間無病息災になるとされています。
その後はかずらの綱を土俵にして、子供達の相撲が行われたり、地区の少女たちは盆踊りを楽しみます。