山口県下関市豊北町は滝部地区・神田口自治会に伝わる楽踊りを、毎年4月に奉納するお祭りです。
この楽踊りは下関市指定無形民俗文化財となっており、1730年代享保の大飢饉の頃、流行した疫病を収めるために赤崎社に奉納したのが始まりとされ、「カンコ祭」とも呼ばれています。

色鮮やかな腰輪をつけ、切り下げ紙が下がった編み笠をかぶり、踊ります。
この腰輪踊り・カンコ踊りは、全国でも見られ、特に三重県で盛んだそうです。