宇田川原豊年獅子舞は毎年1月1日になると宇多神社に奉納し、地区内約30軒すべてを回って「門付」という舞を踊り各家の厄払いをします。
また、8月17日には丸隈山古墳の慰霊祭でも奉納します。

宇田川原豊年獅子舞は享保の頃に大飢饉だった筑前一帯を大豊作にしたと言われており、現在でも豊作祈願の為に続いている伝統的な舞です。

演目は「門付」「猿(三番叟)」「萬作」「獅子打ち萬作太郎」「餌拾い」「源如(餅つき)」「藤八」「鬼女」の8つと豊富な内容になっています。
現在は餌拾いまでの上演のことが多いですが、演劇的要素のある獅子舞には圧倒されます。

大飢饉から農民たちを救った歴史ある舞を目の前で実際に堪能してみてはいかがでしょうか。