加治木の初市は、川辺町の二日市、高野尾町の中の市と共に、県内三大市のひとつに数えられています。その歴史は約180年の天保9年の頃から初市があったとされています。

祭り当日は姶良市の特産品や農林水産物などが道路の両側にぎっしりと並べられ、買い物・見物の人達でごった返すほどの盛況ぶりです。樹木や苗ものの木市のほか、衣料品、食料品、陶器、金物、竹製品、雑貨などの出店が通りいっぱいに出店されます。

地元では昔より「初市の風に吹かれると今年一年風邪をひかない」と言い伝えられています。