鹿児島県姶良市で行われている「姶良市加治木町くも合戦大会」は400年以上続く伝統行事です。

くも合戦大会は島津義弘公が参戦した文禄・慶長の役の陣中で兵士を元気づけるためにコガネグモを集めて戦わせたのが始まりと伝えられています。

当日は袴を着た審査員たちが八頭身ですらりとしたスタイルやクモの色艶、姿形の美しさを審査する「優良ぐもの部」、長さ60センチの横棒の上でクモを戦わせ勝敗をきめる「合戦の部」、合戦の部で3連勝したクモだけが出場でき、トーナメントでチャンピオングモを決定する「王将戦の部」の3つの部門で構成されます。

毎年、小学生から合戦暦50年以上のベテランまで、200人に近いファイターがエントリーし、盛り上がります。