太鼓踊りは、元々島津義弘公が朝鮮の役の記念に駿河の念仏踊りを参考に考案させたといわれています。

鹿児島県姶良市の太鼓踊りは夏を代表する郷土芸能で、県内に広く分布しています。
加治木太鼓踊りはきらびやかな飾り付けや華麗な衣装・化粧をして活発に、勇壮に踊る様子が特徴です。

現在は8団体の保存会(加治木4、蒲生3、姶良1)があり、後継者育成や保存伝承に努めています。

加治木太鼓踊りで踊られる吉左右踊り・太鼓踊りは加治木町西別府地区のみに伝承しているもので、市内8地域に残る太鼓踊りの中でも唯一県指定文化財に指定されています。